☆夜明けの起床から仕事は始まる。
「おはようございます。朝ですよー」
声をかけると薄暗い部屋の人影が小さく動く。カーテンを開き、ベッドの人に手を触れて「さあ、起きましょう」と言うと小さな声で応答がある。掛け布団を取り、靴を履かせるころにはベッドの人は新しい朝に自分自身が生きている自覚と、きょうという日に新しい何かをすることについてぼんやりとした希望を感じる・・
ひざまづき、靴を履かせるその時、私の視界には足が見えるだけ。その人は私を見下ろしている。この瞬間から、私は利用者の感謝の声を日の光のよう浴び始める。「ありがとう」という言葉を一日に何度聞くだろうか。10回だろうか、20回だろうか。時には30回も・・こんなにも「ありがとう」と言ってもらえる仕事は他にないだろう。その言葉が私に活力を与えるのです。
身体が不自由な分、その不自由さに合わせて支援しなければならない。一方、身体は何の支障もないが、認知症が進んで施設の外で生きられない人もいる。一歩外に出たら行方不明になる。年齢と共に身体も脳も老化する。そうして一人で生きられなくなる。その悩みは本人以上に取り巻く家族が大きい。その家族の苦悩を取り除く仕事が介護士の仕事です。
私が介護士の仕事を愛しているのは真に世のため人のための仕事だからです。ただし、100%満足していません。できる限りのことはするけれど、時間の中で100%を超えるミッションは果たせないのだから。
給料は沢山もらえないけれど、
介護の仕事は美しくドラマチックです。
定年退職後もできる仕事・・
興味のある方はチャレンジしてください。
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